たくさんの学びがある
いまの環境に感謝

高橋:群馬工場製造部

高橋:群馬工場製造部

自然環境の影響を
受ける「カルピス」
だから難しいけど面白い

私は群馬工場で、希釈タイプ(コンク)の「カルピス」を製造する全工程に関わっています。具体的には、調合表の作成、歩留まり改善の取り組み、設備投資、トラブル時の対応などです。「カルピス」には他の商品とちょっと異なる点、発酵という工程があります。そのため季節であったり気温であったり、そうした自然環境の影響を受けやすいという特徴があります。そうした日々の変化の大きい点が難しいところでもあり、またやりがいを感じるところでもあります。

糖度であったり、発酵の時間であったりといったところは現場の方々がコントロールしてくださっています。私の仕事はその設備で何かトラブルがあったときに、解決策を考えることです。私一人だけで解決できるケースばかりではないため、現場の方々やエンジニアリング部の方と連携しながら対処します。そのため他部署の方との普段からのコミュニケーションはとても大事です。

心強い、
多くの方との
コミュニケーション

大学院時代は味覚の研究をしていました。就職活動時には他企業での研究所採用という選択肢もありましたが、いろんな部署への異動があるアサヒ飲料を選んだのは、もしかしたら私自身がまだ知らない、私が興味を抱くものがあるかもしれない、と思ったからです。実際、いま工場の製造部で働いていますがたくさんの学びがあります。きっと研究所や本社勤務の方とはまた違う良い経験ができているのだろうな、と実感しています。

たとえばコミュニケーション。群馬工場には約400人の働いている方がいます。仕事が行き詰ってしまった時に、相談相手がたくさんいるのは非常に心強いです。問題が発生した際、「何か協力できることある?」と現場の方々をはじめ、多くの方がサポートしてくださいます。非常に助けられています。他の部署であれば、きっとこんなに多くの方とコミュニケーションを取る機会は得られなかったと思います。そういった意味でもいまの環境に感謝しています。

あともう一つ、製造部で働いて事前の準備と情報収集の大切さを学びました。今でも先輩や上司のサポートなしでは不安な点ばかりですが、設備投資後の試運転で協力会社の方としっかりと話し合うことができるようになってきたことには成長を感じています。また、そのときにも現場の方々の意見やアドバイスをもらえることが非常に心強いです。

工場での経験が、
次のキャリアでも
きっと活きる

今後、工場を離れ研究所での商品開発業務や本社での生産サポート、調達や品質管理などの業務に就くことになったとしても、ここでの経験…現場で現物を見て現実を知っているという点はとてもメリットのあることだと思います。そのため工場でしっかり学びながら、興味のあることが見つかったら、それに挑戦したいなと思っています。キャリアの中で、やっぱり工場での仕事を頑張りたいな、研究所での仕事を頑張りたいな、本社での仕事を頑張りたいな、とわかるように突き詰めていけたらなと思います。

アサヒ飲料は、ものづくりの上流から下流まで多くの人々が関わり、協力して製品を生み出していることを実感できる会社だと思います。私自身、色々な部署を経験して、「この部署でもっと経験を積んでいきたい!」という仕事を見つけていきたいと考えています。今後のキャリアで活かせるように、たくさんの人と関わり、学びながら、いまの仕事を楽しみたいと思います。

チームメンバーからのコメント

  • 高橋さんとはよく一緒に仕事をしています。とても信頼できる素晴らしいスタッフです!
  • 工場は女性が少ないですが、団結して引き続き頑張っていきましょう!
  • アクティブで面白い先輩です。そして話しやすくて心強い存在です!これからも色々教えてください。

※所属・仕事内容は取材当時