いつか私も、ブラザーとして
学んだことを伝えていきたい。

安藤:群馬工場エンジニアリング部
柏谷:群馬工場エンジニアリング部

安藤:群馬工場エンジニアリング部
柏谷:群馬工場エンジニアリング部

考え、学ぶことで、
知識が深まる喜び

安藤:群馬工場のエンジニアリング部は、工作と原動の部門があります。私は工作スタッフとして主にペットボトル列と原液乳製品工程を担当しています。具体的には、工場の設備の安全性や品質の向上、あるいは効率化するために計画~施工を行っています。

柏谷:私は6月に群馬工場に配属されてから、7月から12月までは新入社員研修で品質管理部や製造部、エンジニアリング部の役割や業務内容を先輩に同行しながら学びました。12月からはエンジニアリング部原動系の現場研修として3交代勤務を経験しています。同じく先輩に同行しながら、原動設備の知識を習得し、現場担当者として業務を行っています。

安藤:工作は工場設備の保全であったり、製造工程の改善であったりを行っています。原動は、ユーティリティー…たとえば電気であったり、水であったり、蒸気であったりといったところの保守管理やメンテナンスを行っています。

柏谷:まだわからないことが多く、日々の業務についていくのが精一杯ですが毎日新しいことを経験し、考え、学ぶことで、知識が深まっていっているのを実感しています。そこにやりがいを感じますし、楽しいです。

社会人のマナーまで
教えてもらった

柏谷:ブラザー・シスター制度は、新入社員1人に対し、同部署の先輩社員がブラザー・シスターとして研修や業務、あるいは人間関係のサポートを行う制度です。ブラザーの安藤さんからは社会人としての基本的なルールや資料作成方法、業務への取り組み方、物事の考え方を教えてくれ、さらに実践したことに対してフィードバックしていただいています。

安藤:入社してから社会人として自立する基礎のサポートが大事と考えています。工場赴任後、入社前後で感じるギャップや業務内容に関する疑問に対してのサポート、また業務以外の私生活部分を多少なりともサポートすることも必要かなと思います。

柏谷:この制度があって本当に良かったと思います。研修中、安藤さんはブラザーとして研修日誌を毎日チェックし、エンジニアとして抑えるべきポイントをフィードバックしていただきました。もしこのフィードバックがなければ研修中は何を見ていいかわからず戸惑っていたと思います。またエンジニアとしての考え方も身につかなかったかもしれません。この研修で得たエンジニアの視点は現在の業務に活かされています。

安藤:100点の答えだね(笑)。ただ業務自体は、部署全体で教えていく、あるいは工場全体で教えていく、といった雰囲気があります。それこそエンジニア部だけでなく、製造部や品質管理部、あるいは現場の方々。皆さん育成の観点で指導いただいていると感じます。

柏谷:あと安藤さんには仕事はもちろんプライベートの相談もたくさんさせていただいています。食事会での社会人のマナーなども教えていただきました。

安藤:実は私も明石工場から群馬工場に異動して1年弱。業務についてすべて理解しているわけではありません。群馬工場に来て、すぐにブラザーになりました。だからおそらく会社としても業務を教えて欲しいというよりは、私が先輩から学んだ基本的なこと、事業所が変わっても変わらないような普遍的なことを教えるのが役割かなと思っています。

いつも
見ていただいていることに感謝

柏谷:安藤さんは入社5年目ですが、担当する業務量も多く責任の大きな仕事に携わっていて工場内や部署から信頼されているなと感じます。すごいと思うのは、質問しようか迷っているとき、安藤さんの方から察してくれること。いつも見てくれていて感謝しかありません。

安藤:柏谷くんは周囲の方々と密にコミュニケーションを取りつつ研修に取り組めていると感じます。エンジニアは現場のスタッフはもちろん、本社メンバーや協力会社とのコミュニケーションが必要な部署なので引き続き心がけてもらえればと思います。

柏谷:ありがとうございます。プライベートではゴルフを始めようと思っているので、そちらの相談にも乗っていただきたく。

安藤:群馬工場の周りにはゴルフコースもたくさんあるし、始めやすいよね。ではまず打ちっぱなしから(笑)。

安藤さんから
教えてもらったことを、
新入社員につなげ、
自分も成長したい

柏谷:私もいずれはブラザーをしてみたいと思います。安藤さんに教えてもらった経験を、新入社員につなげていくことで、新入社員だけではなく、私自身の成長にもつなげていけるのではと思っています。

安藤:その通りで、ブラザーって教えるだけじゃないんです。学ぶこともたくさんあります。柏谷くんが研修で学んだことを聞いていると、たとえば設備の不具合であるとかその改善方法とか、私も知らなかったことがあったので大変に勉強になりました。

柏谷:安藤さんのように責任のある仕事、大きな業務を任されるような、そんな存在に成長したいと思っています。将来的には全工場を動かせるような立場になりたいです。そのためには、まず目の前の業務を一つずつ遂行し、エンジニアとしての基礎を身につけられたらと思います。

安藤:私は明石工場と群馬工場と二工場を経験してまだまだ経験不足ではありながらも、経験を活かしつつ全社プロジェクトに数多く携われる人材になれれば良いと思っています。将来的には、プロジェクトが大きくなればなるほど必要とされる人材になりたいですね。

※所属・仕事内容は取材当時