ニュースリリース

研究助成プログラム第5回“サイエンスキャッスル研究費”
「アサヒ飲料賞2023」採択チーム決定

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)は、CSVの取り組みとして、2019年から株式会社リバネス※1(本社 東京、代表取締役グループCOO 髙橋修一郎)が運営する中高生を対象とした研究助成プログラム“サイエンスキャッスル研究費”への助成を行っています。
 本年も「アサヒ飲料賞2023」を設け、中高生から寄せられた研究テーマの助成を行います。

※1 教育現場での科学技術に関する教育開発事業を展開する企業。他に人材、研究、創業分野も広く手掛ける。

 本助成プログラムは、研究に興味を持っているものの、費用やノウハウがなくサポートを求めている「研究者の卵」たちが第一歩を踏み出すきっかけを提供することを目的としています。本賞をきっかけにさらに研究に対する興味を深め、今後の科学技術の発展を牽引してくれることを願って実施するものです。

 「アサヒ飲料賞2023」では、「『健康』『環境』『地域共創』などの社会課題の解決に役立ち、未来のワクワクや笑顔を生み出す研究や開発」に沿った研究テーマを全国の中高生から募った結果、54件の応募があり、審査を経て5件を採択しました。
 採択した5件には、研究費用として資金を助成するほか、アサヒ飲料の研究員がリバネス社スタッフとともにアドバイザーとして参加し、約半年間にわたって各研究をサポートしていきます。また、12月中旬には各チームによる研究成果発表会を開催し、発表の機会も提供します。

 「アサヒ飲料賞2023」を通じて、中高生が研究や社会課題などに興味を持ち、将来、果敢に課題に挑戦する研究者になることを応援していきます。

サイエンスキャッスル研究費 アサヒ飲料賞HP:
https://www.asahiinryo.co.jp/rd/s-castle/
アサヒ飲料公式noteサイエンスキャッスルに関する記事:
https://note.com/asahiinryo100yg/n/nc75a777b4e0a

■採択テーマ一覧

学校名 研究テーマ 代表者
山形県立山形東高等学校 乳酸菌吸収率の効率化を図る 渡辺 響子
群馬県立太田女子高等学校 酵母を安価に増やしたい
~生ゴミのアップサイクルを目指して~
根岸 加歩
開智中学・高等学校 カスカラ(コーヒーチェリー)ティーの開発 池田 結香
創価中学校 乳酸菌は植物の成長にどのような影響をあたえるのか 幸野 聡
京都府立桃山高等学校 食品保存に乳酸菌は役立つのか 野中 美穂

■研究に取り組む中高生

  • 山形県立山形東高等学校

  • 開智中学・高等学校

  • 群馬県立太田女子高等学校

  • 創価中学校

  • 京都府立桃山高等学校

アサヒ飲料は、「社会の新たな価値を創造し、我々の『つなげる力』で発展させ、いちばん信頼される企業となる」というビジョン、そして「100年のワクワクと笑顔を。」という社会との約束を掲げています。
そのビジョンを実現するための活動を“未来への贈りものにする”という考えから「100years Gift(100年ギフト)」と呼んでいます。
私たちの商品やサービスを通じて、人々が笑顔になる社会をつくることがアサヒ飲料の目指す姿であり、また、「健康」「環境」「地域共創」のマテリアリティに取り組むことが社会への貢献にもつながると考えています。