ニュースリリース

『三ツ矢日本くだものがたり』
日本のくだものを未来につなげる地域共創の取り組みを開始
和歌山県の南高梅農家の取り組みを地元の高校生がPR

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)は2023年から展開する産地指定の国産果実を使用した「日本くだものがたり」シリーズの第1弾として、『三ツ矢日本くだものがたり 和歌山県産南高梅』を1月31日から発売します。
 それに伴い、南高梅の産地、和歌山県日高郡みなべ町の若手梅農家で構成されるみなべ梅郷クラブ農家の協力のもと、和歌山県立南部高校の「食と農園」科の生徒と考える「三ツ矢日本くだものがたりワークショップ」を2022年12月22日に開催しました。
 当日は高校生の皆さんに、南高梅農家の取り組みを知ってもらい、その取り組みをPRするためのアイデアを考えるワークショップ・コンペを実施しました。優秀作品は、プロのイラストレーターによってイラスト化し、アサヒ飲料のSNSアカウントで紹介していきます。

 本ワークショップでは、みなべ梅郷クラブ農家からクラブの取り組みについて説明いただき、和歌山県立南部高校の「食と農園」科の生徒の皆さんに、“みなべ梅郷クラブの挑戦する姿勢や取り組み内容を、全国の高校生に魅力的に伝えるポスター”を企画いただきました。個人ワークでは、自分が面白いと思ったポイントをどのように人に伝えるのかについて真剣に考えていました。また、グループワークにて実際にポスターの画を描き始めると、役割分担して作業を進めたり、アイデアを出し合ったりと協力して完成させようとする姿が各班見られました。

 「みなべ・田辺の梅システム」は、400年前から受け継がれた梅を中心とする持続可能な農業システムとして、世界農業遺産に認定されています。ワークショップでは、梅産業を守るためにみなべ梅郷クラブが取り組んでいる2つの活動、「伐採班の活動」と「ニホンミツバチ保全活動」についてご説明いただきました。また、2グループに分かれ、実際に井出永農園・前山拓海加工場とニホンミツバチの蜜源樹植栽園地の現地視察を行いました。

 ワークショップの最後には、発表した作品の中から審査員が定める金賞・銀賞・銅賞、生徒が投票する生徒賞で優秀作品の表彰を行いました。南高梅の産業を守らなければいけない、という危機感を、お弁当の梅干しがある現在と、梅干しがない未来という対比で表現したアイデアが優秀作品として選ばれました。
 アイデアのポイントについて、審査員として参加したみなべ梅郷クラブの方からは、「自分たちが言いたいこと、やってきた姿勢が表現されていて、とてもうれしい」と評価しました。参加した生徒は、「ワークショップでのポスター作りが一番面白いと感じたのと、普段は聞けない農家の皆さんのお話が勉強になった」と感想を語りました。また、優秀作品については、実際にアサヒ飲料公式Twitter(@asahiinryo_jp)にて紹介していきます。

【優秀作品例】

参考:『三ツ矢日本くだものがたり 和歌山県産南高梅』について
 『三ツ矢日本くだものがたり 和歌山県産南高梅』は、「おいしい梅づくりは元気な梅の木から」をモットーに南高梅の生産に取り組む「みなべ梅郷クラブ」と味づくりに関する意見交換を行いながら、梅本来の味わいを再現しています。

 中味は和歌山県産の南高梅果汁をベースに、南高梅ピューレ、発酵南高梅果汁、南高梅エキスを配合した、南高梅にこだわった炭酸飲料です。複数の南高梅由来の原料により、梅の芳醇な香りと自然な味わいが楽しめます。

 パッケージは「三ツ矢」の矢羽根ロゴとともに、「和歌山県産」のアイコンと南高梅果実を正面中心にあしらうことで、商品特長をわかりやすく訴求しています。また裏面には「生産農家はおいしい梅づくりは元気な梅の木からをモットーに栽培に取り組んでいます」という生産農家の想いを載せています

【パッケージ裏面の一部画像】

【パッケージ裏面の一部画像】

『三ツ矢日本くだものがたり 和歌山県産南高梅』

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参考:みなべ梅郷クラブとは
和歌山県日高郡みなべ町の20~40代の若手梅農家が参加し、梅栽培方法の改善をはじめ、産地を盛り上げる活動に取り組んでいます。梅の受粉を助けるニホンミツバチの保全や、耕作放棄地への植樹をプロジェクト活動として行っており、その発表の場である全国青年農業者会議にて「うめ産地を未来につなげる伐採班の活動」が2022年に農林水産大臣賞に選ばれました。

商品概要

『三ツ矢日本くだものがたり 和歌山県産南高梅』

商品名 三ツ矢日本くだものがたり 和歌山県産南高梅
容量 PET450ml
希望小売価格 170円(税別)、184円(税込)
品目 炭酸飲料(果汁1%)
発売日 2023年1月31日
地域 全国