大正7年神戸にて創業。関東で最も歴史のある銀座店を訪ねた。
さっそく、「SAMBOA」の代名詞ともいえる、ハイボールをいただく。
ウィルキンソン タンサンの刺激とダブルショットで入れられたスーパーニッカの香り。強い存在感のあるハイボールの味わい。
「関西の出身なので、タンサンといえばイコール、ウィルキンソン。
他は入ってくる余地がない」と炭酸190mlとウイスキー60mlでハイボールをつくるための、特注のウィルキンソン専用グラスを磨きながら、話してくださったオーナーの新谷さん。
「SAMBOA」のハイボールには氷は入らない。
その理由をお聞きすると、炭酸とウイスキーの味が一定に保たれるのはもちろんのこと、氷が貴重だった頃からの慣わしだという。氷は冷蔵庫でウイスキーと炭酸を冷やすためのもので、グラスの中に入れるものではなかったからだ。そんな昔からの伝統のスタイルでハイボールが味わえるのが、「SAMBOA」の魅力だ。
ハイボールは氷を入れずに飲むこと。スマートなスタンディングバーであること。大人たちが集まり、ほどよい距離間でお酒を楽しむこと。「SAMBOA」流のお酒の流儀がそこにはあった。 「SAMBOA」の扉をあけると、今日も変わらぬ大人たちの時間が始まる。
ハイボール
炭酸とウイスキーを冷蔵庫で冷やし、グラスには氷を入れないのが「SAMBOA」スタイル。いつまでも一定の味わいがグラスに保たれる。
バーデンダーさんがハイボールをつくる様子は一瞬で、まさに職人技の美しさ。
ジンフィズ
炭酸感、酸っぱさ、甘さ、アルコールの強さ。相反する味わいをすべて引き出すために、シェーカーは使わないのが「SAMBOA」流。
ウィルキンソン タンサンの爽快感が口の中に広がる。
SAMBOA (サンボア)
- 住所:
- 〒104-0061 東京都中央区銀座5-4-7 銀座サワモトビルB1F
- Tel/Fax:
- 03(5568)6155
- 営業時間:
-
月曜日~土曜日 15:00open 24:00close
日曜日・祝日 15:00open 22:00close