育児の新常識
“子どものカフェインマネジメント”
国の20~40歳代の満3歳~5歳の子どもを持つお母さん1,030人を対象に水分補給の実態を調査!
調査結果を基に、子どもの水分補給とカフェインについて考えて行きましょう!
子どもの3人に1人がカフェイン摂取!?
育児ママは子どものカフェイン摂取に要注意!
調査の結果、子どもの3人に1人はカフェインを日常的に摂取している事が分かりました。子どものカフェイン摂取については、上限量や目安量がある国もありますが、日本では、それらの基準がないため、まだまだ意識のレベルにバラつきがあるようです。

子どもが飲んでいるカフェイン飲料TOP3は!?
1位 緑茶 2位 ほうじ茶 3位 コーラ
この結果について考察してみましょう。
緑茶は生活に根付いているお茶なので、注意する意識が低いようです。また、ほうじ茶は、妊婦のときの貧血対策として、鉄分吸収を邪魔しないお茶として、産院ですすめられているケースが多くあります。
その経験から出産後もほうじ茶が習慣化して、カフェインを含むお茶であることを意識せず、自分が飲んでいるほうじ茶を子どもにも飲ませていることが考えられます。ほうじ茶もカフェインを含んでいるので、コーヒーや緑茶と同じようにママが摂取量には注意が必要です。

暑い時期はカフェイン摂取により注意を
子どもの健康状態に関する17項目のアンケートについて、先進的な取組みをしている国の子どものカフェイン摂取目安の45mg未満と以上に分けて比較したところ、
『だるそうに見える(母親からみた印象)』と『夜中に目が覚める』の2項目について、カフェイン摂取45mg以上のほうが、多く回答していることがわかりました。
これから暑くなる季節は、子どもの疲れが出やすい時期になります。
そんな時期は、子どもの睡眠をしっかりとらせる環境と、なるべく疲れが溜まらない環境を整えることが重要です。
そのためにも、子どものカフェイン飲料は控えることを推奨します。


飲み物のカフェイン量の把握が大切
育児にかかわる人はカフェイン量の意識を
最近のお母さんは、どんな飲み物にカフェインが入っているかを知っている人は多いかもしれません。
しかし、それぞれの飲み物に、どの程度の量のカフェインが入っているかまでは、意識できていないかもしれません。一方で、幼児期は、子どもの水分補給をこまめにしてあげなくてはいけません。育児に関わる人は、飲み物のカフェイン量まで把握して、子どもに水分補給をさせることが望ましいです。








